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がん相談室

あらゆる角度から、自己治癒力を高めるための治療を。

放射線の専門医として働く中で、
「三大療法以外の治療法も学んでみたい」と強く思うようになりました。

中尾:先生は、西洋医療だけでなく、あらゆる治療法に精通され、目の前の患者さんに最も適した治療法を提案されていますよね。最初は放射線がご専門だったと思うのですが、現在のクリニックを開院されるまでの経緯を教えていただけますか? 吉村:私は大学病院で放射線の専門医をしていました。そこで日々、がん患者の方々と接する中で、“病を根本的に治せる治療”の必要性を感じたのです。

中尾:当たり前のように行われている三大療法に疑問を感じていたということ ですね。

吉村:そうです。そしてその想いが強くなり、イギリスなど世界の様々な国で 様々な治療法の勉強を重ねました。


中尾:すごい行動力です。放射線の医師としてがん患者の方々を診療していたからこそ、想いが強くなったんですね。どうにかして根本的な治癒につなげたいと。 吉村:はい。色々と勉強を進めるうちに、西洋医療だけでなく、あらゆる角度 から病を根本的に治すことが大切だと痛感しました。体に負担をかけず、体が喜ぶような治療に取り組みたいと思いました。それで、現在のクリニックの前になりますが、自由診療も取り入れたクリニックを開院したんです。


中尾:理想の医療のカタチを実現させるため、ご自身で実際に開院されたのですね。当時は、自由診療は珍しかったのではないですか? 吉村:そうですね。私のような動きをしている医師は非常に少なく、自由診療 についてもあまり理解はされませんでした。変わったことをやっているという印象だったのかもしれません。

中尾:でも、そこであきらめなかった。信念を貫いて、よりパワーアップした 現在のクリニックを開院されました。

吉村:はい、「クリニック真健庵」はすべて自由診療です。自身の経験や学びを通じて、本当に体のために良いと思った治療法だけを取り入れています。

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自己治癒力を高め、正しい生活習慣を続けること。
それが、根本的な治癒につながります。

中尾:先生の治療のベースには、自己治癒力を高めるという考え方がありますよね。 吉村:そうです。三大療法では「がんをたたく」「がんを切る」という言い方を しますが、たたくこと、切ることでやはり自分自身も傷ついてしまっているんです。それでは根本的な治癒にはつながらないと考え、自己治癒力を高める治療だけを行っています。

中尾:先生のお考えに非常に共感します。私も漢方で、体にもともと備わっている力を引き出すことに取り組んでいます。そして、その力を低下させないためにも、正しい食事や生活習慣を含め、病が改善した後でもずっと続けていくことが大切だと考えています。

吉村:継続は、本当に大事です。正しい食事や生活習慣が健康づくりの基盤となるので、その基盤が揺らいでしまうと根本的な治癒にはならないんです。逆に言えば、たとえがんが消えていなくても、免疫力を低下させない生活を続けていれば、がんと上手に向き合って暮らしいくことは可能です。実際、病院の医師から、治る可能性がないのであきらめた方がいいと言われ、相談に来られるがん患者さんはたくさんいらっしゃいます。

中尾:がんはもともと自分自身の細胞なので、消えないからといってあきらめる必要はなく、治療の選択肢はまだあるんですよね。目の前の患者さんとじっくりお話して、その方に合う治療法を提案する。心と体の根本的な健康を考えた提案をすることが必要ですよね。

吉村:そのとおりです。いつでも自分事と思ってお話をし、診察をすること。できるだけ多くの選択肢をご提案することを心がけています。

中尾:先生のように、三大療法以外でがん治療に取り組まれている医師は、まだまだ少数です。このような治療方針を貫かれる上で、ご苦労されることも多いのではないですか?

吉村:そうですね。たしかにまだまだ少数ですし、同じ医師でも理解してもらえないこともあります。ただ、実際に元気になっていく、健康になって笑顔になっていく方々がたくさんいらっしゃるので、だんだんと理解が広まってきているように感じます。

中尾:そうですか。他に治療の選択肢はないと考えていた先生たちは、回復なさった姿を見て驚くでしょうね。先生ご自身も、以前がんを患って完治なさっていますよね。ご自身の体験にも基づいた治療法ですし、説得力があります。

吉村:はい。私自身が、自己治癒力を高めることの大切さ、体に負担をかけずに治療をすることの必要性を体感しています。また、がん患者さんが感じる不安や苦しみなどを、経験者として少しでも分かち合うことができればと思っています。

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“病院らしく”ない癒しの場所。心身ともに
リラックスできる空間をつくりたかったんです。

中尾:こちらのクリニックは明るくてグリーンがたくさんあって、訪れるだけで癒されますね。

吉村:そう言っていただけると嬉しいです。病院とは思えないような癒しの空間づくりにこだわりました。1階の待合室には和室をつくって、畳の香りでリラックスしていただけるようにしています。

中尾:病院の待合室の雰囲気とは違いますね。それに、和風庭園にも癒されます。

吉村:ありがとうございます。がんを患うと、どうしても暗く落ち込みがちになってしまいます。不安もあります。だからこそ、体だけでなく心もぜんぶ癒すことができる場所でありたいと願っています。

中尾:先生の想いがすみずみにまで行き届いているクリニックですね。

吉村:患者さんご本人だけでなく、サポートをなさっているご家族の方々にもリラックスしていただきたいと思っています。ご家族の支えは本当に大切ですから。

中尾:そうですよね。先生は、目の前のがん患者さん、そしてご家族の方々とじっくり向き合って、健康づくりのために一緒に進んでいるという印象をすごく受けます。免疫力を考えたオリジナル食も開発されていますし、患者さんの暮らし全体のことを考えてらっしゃいますよね。

吉村:はい。あきらめかけていた患者さんとご家族に、少しでも前向きな気持ちになっていただけるように全力を尽くしたいと常に思っています。中尾さんも、相談に来られた患者さんのお話をじっくり聞いて、最も適した漢方を処方されていますし、免疫力を上げる重要性を発信し続けていらっしゃいますよね。患者さんとの向き合い方や、がん治療への考え方に共通しているところが多いと感じます。

中尾:そうですね。これまでの経験や知識を活かし、根本的な健康を考えた独自の漢方をお届けしていきたいです。

吉村:たくさんの患者さんと接してこられた経験が本当に活きた漢方だと思います。独自で開発されていて、飲みやすさに配慮なさっている点も素晴らしいですよね。

中尾:ありがとうございます。これからも、体本来の力を引き出すがん治療の普及に一緒に取り組んでいきましょう。本日はありがとうございました。

吉村:はい、よろしくお願いします。ありがとうございました。

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がん患者さんへのメッセージ 私自身もがんを患ったことがあるため強く思うのですが、病気は体からのサインであり、生活習慣を見直す機会でもあります。がんになった理由を見つけて、ときにはがんと上手に付き合いながら根本的な治癒を目指すこともできるので、どうかあきらめないでください。セカンドオピニオンも積極的に行い、様々な治療法に目を向けていただきたいと思います。

つるかめクリニック
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クリニック真健庵 〒108-0074
東京都港区高輪4-18-10
http://clinic-shinkenan.com/

吉村 尚美 医師

経歴
昭和57年 東京女子医科大学医学部 卒業
昭和63年 熊本大学医学部大学院 卒業
医学博士号 取得
放射線科専門医 取得
平成5年 産業医 取得
平成11年 健康スポーツ医 取得
平成18年 日本臨床抗老化医学会認定医 取得
平成21年 高濃度ビタミンC点滴療法専門医 取得
平成26年 アーユルヴェーダハーブ専門医 取得
平成27年 『「平熱37℃」で 病気知らずの体をつくる』 執筆
病気がどんどんよくなる「腸のお掃除」のやり方 執筆

学会・認定医
日本医学放射線学会会員
日本東洋医学会会員
日本総合健診医学会会員
日本消化器集団検診学会会員
東洋伝承医学研究会会員
日本総合医療会員
日本アーユルヴェーダ会員
内科医
放射線科専門医
サイマティクス研究会
産業医